工場全体の自動化改修で発生する未使用切削工具・超硬チップの資産流動化ガイド
製造ラインの自動化やロボットシリンダ導入の現場では、制御盤に組み込まれるPLC、タッチパネル、インバータ、サーボアンプ、各種センサの選定と旧品の取り外し作業が並行して行われます。当センター(FA機器買取センター)では、これら制御パーツの買取りに特化しております。
一方で、自動化に伴う加工ラインの集約やワーク変更の際には、制御機器だけでなく、現場の工具棚や資材室に保管されていた未使用のスローアウェイチップ、エンドミル、ドリル、タップといった刃物類が大量に不要化・デッドストック化するケースが極めて多く発生します。
自動化改修のタイミングで排出される未開封・未使用切削工具の価値を評価し、社内で安全に資金化するための手順を解説します。
1. 【判断基準】資材庫に残された切削工具の買取可否を見極める要点
自動化に伴い余剰となった工具類が買い取り対象になるかどうかは、以下の基準で確認できます。
パッケージ未開封状態および保管状態
ケースのシールが未開封であるものや、プラスチックケースに収められたままの未使用品は最高評価となります。ケースに保管傷や油汚れがあっても内部が健全なら問題ありません。
超硬・汎用型番の需要
スローアウェイチップやエンドミルの中でも、超硬(カーバイド)やサーメット素材、大手メーカー(オーエスジー、三菱、タンガロイ等)の標準カタログ型番は常に高い再販需要があります。
刃先のチッピング(欠け)・サビの有無
開封品であっても刃先に欠けがなく、結露によるサビが発生していなければ買い取り可能です。
箱単位・まとめ売りの数量
10個入り小箱単位での揃い分や、同型番の大量ストックは一括査定でプラス評価となります。
2. 【処分手順】失敗しない社内処分フロー(5ステップ)
資材庫の工具類をスムーズに売却処理するための手順です。
Step 1:商品情報の提出
工具ケース側面の型番ラベル写真や、箱ごとにまとめた写真を撮影して提出します。
Step 2:机上査定(必要に応じて現地確認)
提出された型番と数量データをもとに、専門スタッフが最新の刃物市場相場から概算買取金額を算出します。
Step 3:買取見積書の提出と社内稟議
正式な買取見積書を発行いたします。社内の在庫除却承認や売却稟議用の書類としてご活用いただけます。
Step 4:配送手配と本人確認手続き
条件合意後、宅配便による着払い発送や現地引き取りの手配を行います。古物営業法に基づき、名刺や本人確認書類(身分証コピー等)を確認させていただきます。(当センターは神奈川県公安委員会の古物商許可:第452680012926号を取得し営業しております)
Step 5:受領・検収・お支払い(会計処理)
商品の検収完了後、指定口座へ買取代金をお振込みいたします。経理部門にて棚卸資産の減少手続きおよび雑収入の計上を行います。
3. ジャンルごとに買取窓口が分かれる理由
工場改修の現場では、電気制御部品であるPLCやサーボアンプと、機械加工用のスローアウェイチップやエンドミルが同時に排出されます。
買取窓口を分けて運用しているのは、切削工具の査定には個別の型番・コーティング・刃形状を見極める独特の専門眼が必要だからです。スクラップ業者へ一括で引き渡してしまうと、高価値な超硬工具が単なる「金属くず(重量買い)」として安価に処理されてしまいます。
当センター(FA機器買取センター)では、PLC、タッチパネル、インバータ、サーボアンプ、センサ等の制御機器を専門に査定しております。
一方で、スローアウェイチップ、エンドミル、ドリル、タップなどの刃物工具類全般につきましては、専門査定を行う切削工具買取センターにて対応しております。同じ運営会社(株式会社頼泰)ですので、制御機器と切削工具をワンストップでまとめて相談・売却することが可能です。



4. 現場チェックリスト
刃物の売却手続きを円滑に進めるための事前確認項目です。
- [ ] ケースラベルの保護(型番や製造ロットが分かるシールを剥がさず保管)
- [ ] バラ品の分け出し(未開封ケース品と開封済み・バラ品を分別)
- [ ] 社内棚卸資産の確認(社内資産からの取り外し・除却決裁の確認)
- [ ] 防錆油の確認(長期保管品の場合、ケース内部の結露やサビを点検)
5. まとめ
自動化・省人化の推進に伴い不要となった切削工具は、放置するほど価値が低下するため早めの現金化が鉄則です。
無料査定を利用して、社内の過剰在庫をスピーディーに資産へ転換させましょう。
査定・ご不明点、まずはご相談ください!
FA機器買取センターでは1点から専門スタッフが丁寧に査定を致します。
買取額の把握は勿論、そもそも買取対象なのか確認したいといったご質問もお気軽にご相談ください!